コモディティ化しない産業の作り方

どうすればボリューム国家に競合しない、コモディティ化しない産業を作れるか。

前回のブログでは「イノベーション」「ブランド」などの高付加価値産業を産み出すことが重要と述べた。

 

まずイノベーションについて。

ここで重要なのは、ボリューム国家でも起こせるイノベーションではなく、研究開発に時間がかかったり、教育レベルの高い人材でないと起こせないイノベーションを起こす必要があるということだ。

そういう意味でいうと、航空機エンジンや医療電子機器、燃料電池などのハード系のイノベーションはコモディティ化しにくいが、WEBサービスなどのソフト系のイノベーションは適していないということになる。

というわけで、ハード系の知識が少なくWEB屋さんの僕はイノベーションではなくブランド作りの方がまだ日本に貢献できそうだ。笑

 

ではどうやってブランドを作るか。

そもそもなぜ人はブランドを持つのかを考えると、キーワードとしては「世界観」「デザイン性」「希少性」「歴史」「ステータス」「ネットワーク効果」などが挙げられると思う。

どうすれば世界で支持されるブランドを作れるのかは分からないが、とにかく日本のテイストをうまくMIXさせた「圧倒的に高いデザイン性」の商品を提供することが重要なのではないかと思う。

例えば、僕は明治時代の建築物が好きだが、あのデザインは海外の生活にもうまくフィットするし、外国人にも支持されるのではないかと思う。

どうやって現代のニーズにあった日本発の世界で通用できるブランドを作るか。これから考えていきたい。