ルイヴィトン表参道店を観察してみた

少し時間が空いたので、ルイヴィトン表参道店の前で約1時間お客さんの観察をしてみた。なんと、1時間で購入した人はたったの3組だった。
ざっくり購入単価を10万円として、1時間30万円の売上なので、一日の売上は30万円×10時間=300万円といったところか。月商1億、年商12億円程度の計算になる。

表参道の一等地の家賃っていくらかわからないけど、多分2000万円〜5000万円の間ぐらいかな?店舗のみの収支でいうと多分損益分岐点ギリギリ、ってとこだと思う。
ただ、店の前を通過する人の様子も見ていたのだが、ショーウインドウをガン見する人が本当に多い。きっと凄まじいブランディング効果なんだろう。

ざっくり考えるとき、なんとなくリアル店舗の店舗建設費や内装費はWEBにおけるサイト構築コスト、賃料はWEBにおける集客コストに対応するイメージで考えているんだけど、例えばECサイトで毎月2500万円の集客コストで月商1億円を獲得するためには、仮に売上の半分がリピート顧客だとするとCPA5万で毎月500件の新規顧客を獲得しなければならない計算になる。高級ブランド品でこのCPAって結構ハード。

意外と銀座や表参道への店舗出店って効率良いのかもな、って感じました。まあSPAでないと間違いなく収支合わないから無理だけど。